逃げ場のない宇宙船の中で、女たちにいいように責められ続ける。
そんな倒錯した状況をこれでもかと描いたのが『DominancE -ドミナンス-』なんだよね。
Empressが2013年に世に出した女性上位ADVで、萌えゲーアワード2013のエロス系作品賞BLACKで金賞を獲っている一本です。
この記事では、実際にプレイして感じたことを中心にレビューしていきます。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | DominancE -ドミナンス- |
| ブランド | Empress(ウィルプラス) |
| 発売日 | 2013/06/28(パッケージ版)/2013/10/25(FANZA DL版) |
| 対応OS | Windows XP/Vista/7 |
| 原画 | 聖少女 |
| シナリオ | 伊集院更紗 |
| 音楽 | 四十万行道 |
| 声優 | 中野志乃(希美子・マイザール)/長谷部雪奈(亜美・マイザール)/御苑生メイ(イリーザ)/悠はるか(智子・ロマ・ルイス)/高草木幸(ジョニー・エフラン 他)/多富満(メルビン・マインホフ 他) |
| ゲームジャンル | 女性上位なADV(公式表記:女性上位スペースアドベンチャー) |
| ジャンルタグ | 巨乳 / SM / スカトロ / アナル / SF / 女性主導 / CGがいい / エロに定評 / おもちゃ |
| 販売サイト | FANZA / DLSite |
あらすじ
主人公のマコトは、国際宇宙軍の海兵隊に入ったばかりのドジな新人。
演習中のミスで無人惑星に取り残され、もうダメかというところを一隻の豪華宇宙船に救助される。
ところが助けてくれたのは、宇宙人すら裏取引するというマイザールファミリーのプライベート船「パールバディー」だった。
気づけば彼は、この家の当主・希美子と、その娘・亜美との間に絶対服従の契約を結ばされてしまっている。
人を人とも思わないマイザール母子と、銀髪の宇宙人イリーザ。
この閉ざされた船の中で、マコトはどんな日々を送ることになるのか。
そこから物語が転がりはじめます。
感想①:女性上位×SFという珍しい座組

まず最初に言っておきたいのは、これは聖少女らしい、頭のおかしい世界だということ。
良い意味で、ね。
公式ジャンルが「女性上位スペースアドベンチャー」とある通り、舞台は宇宙、そして主導権はずっと女側にある。
逃げられない船の中で、立場の弱い主人公が責められ続ける構図は、とにかく逃げ場のなさがすごい。
普通の作品を基準にしたら、設定もシチュエーションもキャラも普通にぶっ飛んでます。
宇宙という閉鎖空間で、絶対的な権力者に隷属させられる。
その息苦しさと倒錯した空気感を味わうだけでも、ジャンルが好きな人なら十分に引き込まれると思う。
ここまで一点突破でマニアックに振り切れる作品は、そうそうないんですよね。
感想②:聖少女の原画と声優陣の存在感

この作品の一番の強みは、やっぱり聖少女の絵だと思う。
萌えゲーアワードのエロス系作品賞BLACKで金賞を獲っているだけあって、CGの完成度は文句なし。
巨乳も、銀髪の宇宙人も、責められて崩れていく表情も、絵そのものの破壊力で持っていってくれる。
声優陣も粒ぞろいで、希美子役の中野志乃さんや、亜美役の長谷部雪奈さんの責め立てる芝居がしっかり刺さってくる。
イリーザを演じる御苑生メイさんの声も含めて、声が良いと思える場面が多いんですよね。
絵と声で「見せる・聞かせる」部分の地力が高いので、ビジュアル面で物足りなさを感じることはほぼなかったです。
感想③:責め描写の濃度と、人を選ぶポイント

正直に書くと、ここは評価がきれいに割れる部分。
エロの方向性としては、スカトロ・聖水・玩具責め・逆アナルといった、かなり人を選ぶ要素がしっかり詰まっている。
逆レイプ中心の女性上位ものなので、このあたりが好物の人には刺さるし、苦手な人はまず手を出さないほうがいい。
そのうえで個人的に引っかかったのが、後発のSTARLESSシリーズと比べたときの物足りなさなんだよね。
あの怪作が気になって本作から入ると、ボリュームもぶっ飛び具合も世界観の練り込みも、全体的に一段あっさりして感じられて肩透かしを喰らうかもしれない。
ただ、めちゃくちゃ悪い作品かというと、そんなことはない。
あくまで前作群と比べたら、という話で、単品で見れば抜きゲーとして悪くない出来だと思います。
感想④:STARLESSと比べてどう感じたか
ここが、この作品を語るうえで一番大きいポイントだと思う。
自分はEmpressのSTARLESSが衝撃的で、正直好きすぎるんですよね。
その先に出た本作を遊ぶと、どうしてもあの作品と比べてしまう。
そして比べた瞬間、ボリュームも、マニアックさも、ぶっ飛び具合も、世界観の作り込みも、キャラ造形も、シナリオも、全体的に一段足りなく感じてしまった。
STARLESSが気になって本作から入ると、たぶん肩透かしを喰らう。
先にあのシリーズを体験してしまっていると、どうしても物足りなさが残るんですよね。
ただ、誤解してほしくないのは、これがめちゃくちゃ悪い作品という意味ではないということ。
あくまで、あの怪作と比べたらという話で、普通の作品を基準にすれば本作だって普通に頭おかしい部類です。
単品で見れば、そこまで悪い出来じゃないと思う。
それでも、どうしてもEmpressがやりたいなら、という位置づけになってしまうのが本音かな。
補足(よくある疑問)

Windows11で動く?
公式の対応OSはWindows XP/Vista/7まで。
最新の環境は動作保証の対象外なので、購入前に体験版で動作を確認しておくのが安全です。
STARLESSを知らなくても楽しめる?
物語は本作で完結していて、前提知識は必要ありません。
ただし作風としてはEmpressの女性上位・責められ系の系譜にあるので、その手の作品が好きかどうかで評価が変わってきます。
お得に買う方法は?
萌えゲーアワード受賞作品をまとめて選べるパック(5本5,000円・10本9,500円)の対象になっていることがあるので、他のEmpress作品とまとめて狙うのも手です。
まとめ:人を選ぶけど、Empressにしかない味がある

『DominancE -ドミナンス-』は、女性上位・責められ系に振り切った、かなりマニアックな抜きゲーです。
絵と声の地力は確かで、ジャンルがハマる人にはしっかり刺さる。
一方で物語の厚みや、後発作のような圧倒的な濃度を期待すると物足りなく感じるはず。
それでも、どうあってもEmpressにしかないものがこの作品にはあるんですよね。
こういう人におすすめ
- 女性上位・逆レイプ・SM責めが好物
- 聖少女の絵に惹かれる
- ぶっ飛んだ世界観のマニアックな作品を歓迎できる
- とにかくEmpress作品を触ってみたい
こういう人には向かない
- 練り込まれたストーリーを重視する
- STARLESSシリーズ級の濃度を期待している
- スカトロ・聖水・玩具責め系が苦手








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