この記事ではエロゲー「フラテルニテ」をレビューします!
この作品は、「CLOCKUP」のアダルトPCゲームです。
作品詳細
あらすじ
レ◯プされ心に傷を負った主人公の姉「白坂 美桜(しらさか みお)」
彼女は、無理やり犯◯れたショックで引きこもり、塞ぎ込んでいた。
そんな美桜は、ネット上で「小野田 友佳(おのだ ゆか)」と出会い、彼女のおかげで徐々に立ち直り始めた。
主人公は、そんな姉の様子を見て、姉妹と一緒に地元から離れる決意をする。
引っ越しと共に主人公たちは、転校することになる。
転校先の学校で、美桜はネットで知り合った「友佳」と直接出会う。
この出会いによって、美桜が「友愛クラブ」という自己啓発スクールにハマり、おかしな方向に向かっていく。
そんな姉を救い出すために、主人公は奮闘することになる。
感想(多少のネタバレあり)

| 総合評価 | |
| シナリオ | |
| キャラ | |
| 実用性 | |
| システム |
シナリオ
暗い世界に引き込まれる鬱シナリオ。
面白い!というわけではなく、辛くても先が気になってどんどん読み進めてしまう感じでした。
どういう話が展開されるかよりも、キャラの未来がどうなるかを読ませるシナリオだと感じた。
幸せってなんだろう?

私は、『幸せ』と『救い』がテーマだと感じました。
何かしらの救いを求める人や、悩みがあり幸せを感じられていない人たち。
そんな彼らが『友愛クラブ』に救われて幸せになる。
だが、その幸せは、脱法ドラッグやセックスの快楽、洗脳などに依存するという異常なもの。
見かけ上は”幸せ”だが、これを幸せと言っていいのか凄い悩む。
また、彼女たちが求めた幸せの行き着く先もなんとも言えない。
救いはない?

救いはないのかなぁ。
救いがあるかどうかは見方にもよる。
先ほど話した異常な幸せを受け入れれば救いがあるとも見れる。
CLOCKPだなぁ
私は、CLOCUPのシナリオ系だと『夏の鎖』と『euphoria』をプレイしたことがあるのだが、今作は似ている部分があると感じた。
流れとしては、「閉鎖された異常な世界」を見せて、そこから解放された後を見せる。
そして、解放されてから一体どうなるかを描く。
「閉鎖された異常な世界」は前提みたいなもので、その影響がどう出るかがポイントになっている。
あと、本作は、ヒロイン視点に切り替えることで、それぞれの心情の変化を見ることができる。
タイトルの意味

『フラテルニテ』は、フランス語で「友愛」という意味。
友情や兄弟間の愛を表している(Wikipedia参照)
本作の自己啓発セミナーは『友愛クラブ』と呼ばれているし、主人公とヒロインたちは何かしらの友愛を持っている。
また、パッケージ絵も友愛っぽいデザイン。
ただ、正直タイトルにどういう意味があるかはわからなかった。
友愛は救いであり、友愛があれば最後は幸せになれるとかかな?
ゲーム全体としては、友愛よりも『幸せ』と『救い』の方が印象深い。
キャラ
キャラごとのちょっとした感想をまとめていきます。
白坂 美桜(しらさか みお) CV:和葉

まともだこらこそ・・・
普通の人間だからこそ救えない姉。
主人公は姉を救うために頑張り始めるが、序盤で彼女は手遅れだと感じました。
とにかく可哀想だったというのが彼女に抱く感想。
エッチは近親相姦以外は割と普通(他のエッチシーン基準)なので好き。
白坂 芽生(しらさか めい)CV:鶴屋春人

可哀想すぎる
このキャラだけは罪悪感がすごい。
『エッチになる妹』って言えばエロゲーっぽくて良さそうだが、ストーリー的にキッツイ。
主人公とプレイヤーへのダメージ要員。
神村 愛(かみむら めぐみ) CV:こたつみやこ

無理だろうなぁ・・・
愛(めぐみ)が救われるのは無理だと思う。
彼女がやったことがどうこうよりも、その積み重ねがデカすぎる。
正直、このヒロインが救われている未来っていうのが全く想像できない。
あと、エッチは唯一抜けませんでした。
エロさよりも心へのダメージが・・・
星野 円夏(ほしの まどか)CV:橘まお

どこまでも独りよがり
最初は、気さくで明るくていい子だな〜って思ってた。
だけど、愛が関わり出してから、独りよがりで苦手なキャラになった。
とは言っても、『救い』『幸せ』『独りよがり』の組み合わせはとっても良かった。
客観的に見たら、どこまでも哀れなヒロインで作品に合ってた。
エッチは、SMがメインで序盤は抜けるが、後半はぶっ飛びすぎてて抜けなくなるところが増える。
菱木 紗英子(ひしき さえこ)CV:手塚りょうこ

刺激を求める女
退屈に耐えきれず、今ある幸せを受け入れられない。
これは彼女が賢く常に物事を考えているから。
プレイ最中はそうでもなかったが、彼女のルートは後から振り返ってみると面白い最後でした。
今が幸せか疑問を持ち続ける彼女が、『幸せ』に辿り着くにはこれしかないのかなって思ったり。
エッチは割と抜けるが、一部スカだけは無理。
戸田 心音(とだ しおん)CV:藤堂みさき

別の世界の住人
最初は陰湿ないじめを受けてて可哀想で助けたいと思っていたが・・・
これは救えない人間。
こことは違う世界にいる人間なので、現実世界からどうこうできない。
他のキャラとは違った異常性を秘めているキャラでした。
主人公
メンタルが強い!
悪く言えば頑固だが、とにかく折れない心の強さを持っている。
殴っても効かないというわけではなく、倒れそうになりながらも立ち続ける強靭さ。
このメンタルの強さで、『善良』『普通』の立場に立ち続けている。
さらに、他人のために頑張り続け、困ってる人の助けになろうとする優しさ。
かなり好感の持てる主人公でした。
この主人公のメンタルの強さと善良さが作品の中でポイントになっています。
サブキャラ
ここからはサブを見ていきます。
- 小野田 友佳(おのだ ゆか) CV:瀬乃ジュン
『友愛クラブ』の信奉者。
クラブがどんな場所で、何をするのかを伝える存在。
美桜との関係性も重要でした。 - 桧垣 瑛(ひがき あきら) CV:錫宮那由太
とある秘密を隠したキャラ。
彼の話は残酷すぎる
このキャラは、『友愛クラブ』の必要性を感じさせる。 - 小西 千喜(こにし ちはる)CV:丸井寧子
本作で一番まとも。
その後どうなったかは分からないが、タイトル画面の演出的に・・・ - いじめっ子たち
クズ。それ以上でもそれ以下でもない。
舞子だけは、もうちょっと深掘りして欲しかった。 - 園田 和男(そのだ かずお)CV:藤田恵一
最初と最後でかなり印象が変わる。
最初は頭が良く優しそうだが、裏ではクズなんだろうなと思ってた。
エロ

シーンは豊富。
陵辱、SM、輪姦などのハードなプレイが盛り沢山。
ただ、特定のシチュに特化しているわけではなく、ハードプレイを幅広くやっている。
ハードプレイが好きなら序盤は抜ける。
話が進むにつれて、行為がエスカレートしていくのでキツいやつが増えていく。
個人的には、リョナ、ロリっ娘、愛だけはダメだった。
特に、ロリっ娘は、幼さとシナリオ・世界観の組み合わせで、精神的に辛くなってくる。
それ以外は、イカれているがハードプレイではたまにあるので、アブノーマル好きには大好物。
システム
まじで使いやすいシステム。
エロゲの中では、トップレベルだと考えている。
詳細設定にすれば、かなり細かい調整も可能。
あと、プレイ中に気づいたんだが、テキストウィンドウ動かせるんですね。
ボタン隠せないかなぁ〜とあれこれいじってたらテキストウィンドウが移動してビックりしましたw
テキストウィンドウを男の部分に被せて、女体がテキストで隠れないようにできたのが何気に良い。
まとめ

- 読み進めてしまう鬱シナリオ
- 『幸せ』や『救い』について考えさせられる
- 登場キャラたちの幸せ?な未来を描く
- 豊富なエッチシーン
- 幅広いハードプレイ
- 残酷で精神的に辛い
- どこまでも鬱
- 一部プレイがアブノーマルすぎる
シナリオは、辛い鬱がキツく、面白さや感動はなく虚無になりました。
やった後にこれは登場キャラたちがどうなるかを見せるシナリオなんだなぁと思いました。
エッチシーンは、かなり人を選ぶが、なかなか無いシチュとプレイ。
ここまで鬱のシナリオで、超ハードなエロはなかなか無いので貴重。
おすすめはできないが、やるなら覚悟が必要。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。









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