パンツを朝食にしてる幼なじみがいる。
そんな頭のおかしいヒロインたちに襲われ続ける主人公を眺めるゲームが、自宅すたじおの『リアルエロゲシチュエーション!』なんだよね。
2017年発売の抜きゲーだけど、エロよりも変態コメディとして楽しめたのが個人的にはツボだった。
この記事では、全クリ済みの視点で感想を書いていく。
作品情報

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | リアルエロゲシチュエーション! |
| ブランド | 自宅すたじお |
| 発売日 | 2017/01/27 |
| 対応OS | Windows Vista / 7 / 8 / 10 / 11 |
| 原画 | 蒼木みなみ / どどめ色マヨネーズ / ねたろぅ / 大気KEN / 米白粕(SD原画) |
| シナリオ | えじむら / 玲 / 森廣達哉(サブ)/ 風波(サブ) |
| 声優 | 橘まお(天咲彩愛)/ 水野七海(宮之上環奈)/ 綾瀬あかり(里神ゆり)/ このは(松永・A・恋)/ 唯香(八重桜みる)/ 野々原まどか(咲楽花沙音)/ MI-KO(里神なずな)/ 大友アイル(天咲一護)/ もり犬輔(九頭龍桐也)他 |
| ゲームジャンル | とてもエッチでちょっとヘンタイな女の子とエッチを楽しむADV |
| ジャンルタグ | 抜きゲー / 和姦もの / 学園 / ハーレム / バカゲー / ロリ巨乳 |
| 販売サイト | FANZA |
あらすじ

主人公・長門忍は、オタクが苦手という同級生・宮之上環奈に惚れて脱オタクした男子学生。
ある日、放課後の教室に環奈から呼び出されたと思って向かったところ、待っていたのは元ギャルの天咲彩愛だった。
しかも机の角でオナってる真っ最中。
それを皮切りに、幼なじみの里神ゆりも加わって、忍は3人の女の子から猛烈なエッチアプローチを浴び続けることになる。
誰ひとり遠慮も自重もしない。
むしろ他のヒロインに先を越されまいと、彼女たちはひたすら忍に襲いかかってくる――。
変態ヒロインのコメディが頭おかしくて笑える

最初に断っておくと、自分はこの作品をエロよりキャラとコメディで楽しんだ。
なにせヒロインたちの頭がおかしい。
幼なじみのゆりは初っ端から忍のパンツを朝食にしてるし、周囲の目なんてお構いなしに忍にアプローチをかけてくる。
ギャルの彩愛は教室で机の角を擦りながら主人公を待ち構えてるし、優等生っぽい環奈もエロ方面の本性を露わにしていく。
ヤンキー教師の八重桜みるが「エロいことを自重しろ」と言っても、ヒロインたちは「他の子が自重するなら今のうちに忍を落とさなきゃ」とエスカレートさせる始末。
こういう常識を捨てた言動がひたすら続くから、シリアスな取り合いのドロドロにならない。
ただただ「こいつら全員ヤバいな」と笑いながら読み進められる。
ゆりには母親、環奈には委員長、彩愛には弟という、ヒロインそれぞれの変態的バックアップキャラまで配置されてるのが地味に効いてる。
ゆりの母親なずなは娘の応援と称してパンツを集めて回るし、もはや家族ぐるみで頭がおかしい。
一言で表すなら、「変態たちとの日常」というのが一番近い表現かもしれない。
エロが刺さらなくても、この異常な日常パートだけで十分元が取れた。
それくらいキャラのクセが強くて楽しかったんだよね。
主人公が襲われ続ける受け身ハーレムの構造が新鮮

抜きゲーのハーレムって、だいたい主人公がヒロインを攻略していく形が多い。
でも本作の主人公・忍は基本的にずっと受け身。
3人のヒロインが「他のやつに取られる前に自分のものにしたい」と先を競って襲いかかってくる構造で、忍はそれを受け入れざるを得ない。
逃げ場はない。
学校でも家でも、どこに行っても誰かが待ち構えてる。
この「主人公がモテすぎて搾り取られる」逆転構図が、地味に新鮮で面白かった。
普通のハーレム抜きゲーだと、攻略するヒロインを選ぶプロセスがあるけど、この作品ではヒロインのほうが選ばせる気がない。
3人が3人とも『ガンガン行こうぜ!』で押し倒しにくるから、主人公はもう流されるしかない。
シナリオ的にも「主人公を取り合う」設定が共通ルートを引っ張る軸になってて、序盤は続きが気になる構成になってる。
内容そのものは抜きゲー相応で深くはないんだけど、この変態ヒロイン&受け身ハーレム構造のおかげで日常パートが間延びせずに進んでくれた。
モテすぎて困る、を最後まで貫いたバカゲーとして見ると、けっこう正直な作りだと思う。
マニアックフェチは「アブノーマル寄りの和姦」くらいの塩梅

タイトルから察せるとおり、本作のエロはいろんなエロゲシチュエーションを詰め込んでる。
食ザー、聖水、授乳手コキ、オナホコキ、壁穴フェラ、犬コス徘徊、緊縛……と並べると、なかなか強烈なラインナップ。
ただ、ここがポイントなんだけど、専門メーカーほどガチではない。
マニアックなエロゲーを散々歩いてきた身からすると、これは「アブノーマル寄りの和姦」くらいの塩梅。
専門ブランドのような振り切り方はしていなくて、描写そのものは比較的ライト。
これが良いか悪いかは人によると思う。
ガチのマニア向け作品を求める人には物足りないし、逆に「ちょっとマニアックなプレイを覗いてみたい」くらいの初心者には入口として優しい設計になってる。
あくまでそういう「プレイ」だからね。
慣れてる人には「ふーん、こんなもんか」くらいで済む一方、初体験の人には十分インパクトがあるだろう。
ちなみに陵辱要素はゼロ、全部和姦。
ヒロインが楽しそうにやってる絵が続くので、暗い気分にはならない。
マニアック入門編としての和姦抜きゲー、という位置づけで見るとちょうどいい作品だと思う。
エロは対面構図ばかり

ここは正直に書いておきたい強みであり弱点。
本作のエロシーンは、基本は主観で主人公と対面になる構図なんだよね。
シチュエーションは確かに豊富で、トイレでやったりお風呂でやったりコスプレでやったりと舞台は変わる。
でも、構図自体は主人公とヒロインが向き合った絵、少なくとも顔が見える絵が多くて、ぱっと見でCGが似て見えてくる。
尻フェチとしてはこれがけっこう物足りなかった。
バックや尻にフォーカスした絵が少なくて、欲しい構図がなかなか出てこない。
構図のバリエーションという意味では、フェチに振り切ったブランドのほうがやっぱり上手いなと感じる。
あと、エロシーン中にアニメーションが入る箇所もあるんだけど、これも他のレビューでよく指摘されてる通り動きが少なめかも?
E-moteをがっつり入れてるブランドに比べると、ちょっと単調気味ではある。
刺さる人には刺さる作りだと思うけど、構図やアニメの動きにこだわる人にとっては「もったいないな」と感じるポイントもある。
キャラとシチュエーションは魅力的なだけに、絵面の単調さがちょっと気になる。
心声・シンクロボイス・断面図…抜きゲーシステムは挑戦的

エロや構図にはツッコミ入れたけど、システム面はかなり攻めてるのがこの作品の見どころ。
特に面白いのが「心声システム」。
エロシーン中に時々ヒロインの心の中の声がポップアップで表示される機能で、口に出してる言葉とは別に本音が読める。
これは抜きゲーの没入感を底上げしてくれる仕掛け。
ただし、次のテキストに進むとすぐ消えちゃうのが難点。
シーンを連打する癖がある人だと、心声を読み逃すことが多々ある。
固定表示モードか、せめてバックログから拾えるようにしてくれると嬉しかった。
シンクロボイスは、ヒロインの動きや息遣いに合わせて声が再生される仕組み。
これも臨場感は出るんだけど、副作用としてオート進行が崩れやすい。
オートでまったり読みたい派にはストレスになる可能性がある。
ほかにも射精カウントダウン、断面図、卑語フルボイス(無修正・ぴー音なし)、エロ漫画みたいな擬音表示、選択肢までスキップできる機能など、抜きゲーとしての機能の充実度はかなり高い。
新しい試みに挑戦してる姿勢が見えるし、メーカーとしての伸びしろを感じるところ。
ここは素直に評価したい部分だった。
補足:プレイ前に知っておきたいこと(Q&A)

Q. 修正パッチは必要?
A. パッケージ版は回想モードが埋まらないバグがあるので、公式の修正パッチを適用してからプレイするのがおすすめ。
Q. 松永・A・恋(恋)ルートが見つからないんだけど?
A. 恋ルートは2周目以降に選択肢が出現する仕様。1周目で見つからなくても焦らなくて大丈夫。
Q. シリーズの遊ぶ順番は?
A. 本作(無印)→ ファンディスク『リアルエロゲシチュエーション! H×3』→ 続編『リアルエロゲシチュエーション!2』→ 『リアルエロゲシチュエーション!DT』の順で発売されてる。無印から順にプレイすれば問題なし。
ただ、2とDTから始めても問題なし。前作ネタがわからないくらい。
Q. Windows10/11で動く?
A. ユーザー報告ではWindows10(64bit)、Windows11ともに動作報告あり。古い作品だけど現行環境でも遊べる。
Q. ハーレムルートはある?
A. ない。各ヒロイン個別ENDのみで、複数人同時はほぼ無し(彩愛ルートに3P要素が少しある程度)。ハーレム目当ての人は期待しすぎないほうがいい。
まとめ:エロより変態キャラのコメディ」を楽しむ作品

『リアルエロゲシチュエーション!』は、肉食ヒロインのコメディと受け身ハーレムの構造を楽しめる人にはハマる作品。
逆に、構図のバリエーションやガチのアブノーマルを求める人、シナリオに深みが欲しい人には物足りなさが残る。
マニアック勢から見ると「アブノーマル寄りの和姦抜きゲー」くらいの位置づけで、変態フェチの入り口としてはちょうどいい塩梅だと思う。
変態コメディとしてしっかり笑える1本だったので、上記がハマりそうな人には刺さる。








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