【全年齢】グリザイア ファントムトリガーVol.2の感想・レビュー|過去と現在が交錯する

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『グリザイア ファントムトリガーVol.2』は、前作Vol.1での導入部を経て、いよいよキャラクターたちの過去と闇に切り込むエピソードが展開される一作です。

今作では、シリーズの中心人物のひとりであるレナ(深見玲奈)の過去にスポットが当てられ、物語は一気にシリアスかつ重厚な方向へ進行します。

「全年齢向け」だからといって侮るなかれ。Vol.2では、グリザイアシリーズならではの“戦う女の子”が全開です。

あらすじ|レナの過去に迫る物語

Vol.2では、美浜学園の訓練生としての任務と並行して、レナの過去が回想形式で描かれます。

彼女はかつて、孤児として生活し、それから殺し屋の育成機関に所属していました。
レナが孤児時代に出会い、姉妹のように一緒に育った“ある人物”との関係――そこに焦点が当たることで、プレイヤーは彼女の過去と心情に向き合うことになります。

感想①:レナというキャラを理解できる

Vol.1では明るく元気な印象だったレナ。
しかしVol.2では、彼女の過酷な幼少期、内面の奥にある脆さや、そして彼女がハルトに従順なワケが浮き彫りになります。

「なんでレナはハルトをそこまで慕っているんだろう?彼に従順なんだろう?」
というVol.1での疑問も解消される。

レナという明るく元気なだけではないキャラを理解できる。

レナの過去はグリザイアらしい事情があった。

感想②:心臓を奪取せよ!

Vol.2では、移植に必要な心臓を奪取する任務がメインシナリオとなる。

どうなるか分からないヒリヒリする展開は見どころ。
心臓を狙っている別組織との闘いもスピード感があって面白い。

また、この任務を通して、レナが過去を思い出すことになる。

そして終盤では、「ああ、やっぱりこれがグリザイアだ」と思わせる衝撃的な展開も。

感想③:新しい仲間

Vol.2からファントムトリガーに新しい仲間が入ってくる。

新しい仲間が加わったことで生まれる刺激と人間関係は、次回作に影響している。

また。新しい仲間の入る前と入った後での変化は必見。
彼女の変化は、どうしてもにやにやしてしまう。

新キャラ「マキ」は、暴力的だが物静かなタイプ。

ちゃんと感謝するタイプなのだが素直じゃないところがあるので、私はツンデレ2号と呼んでいる。

感想④:Vol.1よりも“断然深い”、シリーズファン必見の一本

Vol.1では世界観とキャラ紹介が中心でしたが、Vol.2は明確に「物語を動かす」一作。
グリザイアシリーズに期待しているダークでリアルな物語が本格的に始動するタイミングでもあります。

新規プレイヤーにとっては、ここで「一歩深みに入った」と感じることでしょう。
シリーズファンにとっては、「こういう重さを待っていた」と膝を打ちたくなるはず。

まとめ|Vol.2は“過去”を楽しむ、グリザイアらしさ全開の一作!

『グリザイア ファントムトリガーVol.2』は、全年齢向け作品とは思えないほどの闇と心理描写、バトルがプレイヤーを引き込む力を持った作品です。

  • 最後まで気を抜けない任務
  • 任務を通して描かれるレナの過去
  • 物語はさらに深く、複雑に進化中

「キャラが可愛いだけの作品ではない」――やっとグリザイアらしさが出てきた一作。
また、新らしい仲間も加わって、物語はさらに加速していきます。

次回作(Vol.3)以降への期待も高まりつつ、今作は確実に“シリーズの第一歩”として心に刻まれる一本です。

補足(FAQ)

アニメとの違いは?

アニメとの違いは情報量。

これは小説や漫画のアニメ化でも変わらないが、アニメになることで情報量がガクっと下がる。

細かい背景・設定、キャラたちの関係性、会話などを楽しみたいなら原作ゲームの方が良い。

お色気シーンってどのくらいある?

元がエロゲーだからかお色気シーンは、数シーンある。

パンツやブラなどは普通に出てくrう。

前作の話はどのくらいある?

前作の話はそこまで多くない。

印象的だったのは、ユージの名言ぐらい?

「俺の辞書に苦手はあっても不可能はない」
この言葉良いですよね。

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