「放課後、あの子が俺を待っているかもしれない――」
学校が終わって、帰り道で好きな子と偶然会えたらドキドキしますよね。放課後シンデレラは、そんな「下校」という何気ない時間にスポットを当てた、ちょっと変わったギャルゲーです。
この記事では、作品の魅力や各ヒロインの特徴、実際にプレイした感想をまとめて紹介します。
あらすじ

生まれ育った街に数年ぶりに戻ってきた主人公・公住清史郎(くずみ きよしろう)。久しぶりに帰ってきた街は様変わりしていて、懐かしさを感じられない。幼馴染もギャル化していて、正直戸惑いばかり。
そんな中、同じ転校生で「下校が好き」という変わった女の子・田寄多乃実と出会う。彼女に感化され、ポジティブに過ごしてみると、日常の中にたくさんの出会いやきっかけがあることに気付いていった。
初対面の先輩に「友達居ないんだね、可哀そうに……」と言われたり、後輩から「よかったら一緒に帰りませんか?」と声を掛けられたり。そして他校の女の子が校門前で待っていたり――。
放課後の帰り道で繰り広げられる、ドキドキの恋愛物語が今、始まる。
作品情報

| ブランド | HOOKSOFT |
| ダウンロード版対応OS | Windows 8.1 / 10 / 11 |
| ブラウザ版対応OS | Windows 11 / Mac OS X Yosemite以上 / Android 5以降(推奨: Android 7以上) / iOS 最新バージョン |
| ダウンロード版配信開始日 | 2020年10月23日 00:00 |
| ブラウザ版配信開始日 | 2021年5月7日 10:00 |
| 原画 | RINKS |
| シナリオ | 川波無人 / 水越ナゴ / 此ノ花しな |
| 声優 | 北大路ゆき / 小波すず / みたかりん / 八ッ橋しなもん / 柚原みう |
| ボイス | あり |
| ゲームジャンル | 下校がロマンの純愛学園ADV |
| シリーズ | 放課後シンデレラ |
| ジャンルタグ | 幼なじみ / ギャグ・コメディ / 恋愛 / 制服 / デモ・体験版あり / 萌えゲーアワード受賞作品 / DL版独占販売 / 学園もの / ブラウザ対応 / Windows10対応作品 / CGがいい / キャラクターがいい / 初心者おすすめ / Windows11対応作品 |
| 本編販売サイト | FANZA |
| ファンディスク | FANZA |
| 本編+ファンディスクのセット版 | FANZA |
総評

総合評価:★★★★☆(4.0/5.0)
『放課後シンデレラ』は、「下校」という斬新なテーマで描かれる、気軽に楽しめる良質なキャラゲーです。
派手な展開はないものの、ヒロインとの何気ない会話を重ねながら徐々に距離が縮まっていく過程がとても魅力的。
特にヒロイン視点で描かれる一人芝居は、彼女たちが主人公を意識し始める様子がキュンキュン来ます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| シナリオ | ★★★★☆ |
| キャラ | ★★★★★ |
| システム | ★★★☆☆ |
| CG・演出 | ★★★☆☆ |
良かったところ

下校というテーマが新鮮
「下校が一番好き」という変わった感性を持つヒロインとの出会いから始まる物語。
放課後の帰り道で何気ない会話をしながら、少しずつ仲を深めていく過程が丁寧に描かれています。
限られた時間を積み重ねていく感じが、シンデレラのタイムリミットのようでドキドキします。
寄り道したり、ルートを選んだりしながら、毎日違う出会いを楽しめるのが魅力です。
ヒロイン視点がキュンキュン来る
各ヒロインの視点が時折挟まれるのが本当に良い!
ヒロインたちが主人公を意識し始めてから、一人で妄想したり、悩んだりする姿がめちゃくちゃ可愛いです。
どの子も魅力的で、最推しを決めるのが難しいくらい。
モブキャラの会話が面白い
特にユキコの友達ユナとの掛け合いが最高。
主人公とのやり取りで何度も笑わされました。
モブキャラまでしっかり作り込まれているのは高評価です。
魅力的なヒロインたち
五者五様、個性的なヒロインがそろっており、少なくとも誰か一人は好みに合うはず。
立ち絵の造形も良く、キャラデザの強さを感じます。
イケメン主人公
主人公が本当に良いやつです。
言動がイケメンすぎて「お前ほんまにモテないのか?」と思わせるレベル。
困ってる人を積極的に助けたり、女子の細かい変化に気づいたり・・・イケメンじゃん。
ギャグノリもでき、誠実で、決めるときは決める魅力ある主人公でした。
気になるところ

CGが少なめ
テキストと立ち絵での会話がメインなので、CGを期待している人には物足りないかもしれません。
特に告白シーンを立ち絵で済ませるのはね・・・
立ち絵の使い方が上手いので、いい告白シーンになってるんですが、一枚絵で見たかった。
全体的にもう少しイベントCGが欲しかったところ。
主人公の心情変化が早すぎる
ヒロインが主人公を意識してから溜めがあるのに対し、主人公はヒロインを意識したら速攻告白。
(選択肢の影響もありますけどね)
男らしいのは良いのですが、主人公の心情の変化とヒロインとの関係変化をもうちょっとちゃんと見たかったです。
ヒロイン同士の絡みが少ない
ヒロインごとに区切られている印象で、ヒロイン同士の交流シーンは少なめ。
ただ、陽佳とたのみの意外なつながりに気づいた時は、ちょっとニヤニヤしちゃいました。
キャラクター別感想
ユキコさんがダントツで良くて、めちゃくちゃ可愛かったです。
それではヒロインごとの個別感想を。
田寄 多乃実(たより たのみ)|CV:八ツ橋しなもん

「ねね、今日はどの道を通って帰るの?」
転校生で明るく好奇心旺盛な女の子。
下校が一番好きという変わった感性の持ち主で、日々寄り道を楽しんでいます。
子供っぽくて純粋、好奇心の奴隷。
落ち着きがなくてアクティブ。
付き合いだすと、子供っぽいアクティブさがイチャラブに向いて、とにかく甘〜いバカップルが誕生する。
グァ〜〜〜〜!って言っちゃうほど、胸がいっぱいになる甘々さ。(こういうの好きです)
意外とどSなところも好きです。
長南 陽佳(おさなみ ようか)|CV:小波すず

「何年も会ってなかったんだから普通変わるでしょ……」
クラスの中心にいるギャルになった幼馴染。
友達も多く明るい性格ですが、主人公とは距離ができてしまっています。
数年離れていた幼馴染との微妙な距離感。
遠いようで近い距離感がなかなかに絶妙。
距離がだんだん近くなるほど、どんどん可愛くなっていきます。
付き合った後はとにかくラブラブ。
小悪魔で主人公を翻弄するけど、主人公大好きすぎる感じがほんっとうに可愛かった。
ギャルと幼馴染……かなりアリです。
陽佳ルートのためにプレイしてもいいくらいの完成度との声も多く、幼馴染ポジを存分に活かしたキャラクターとして高く評価されています。
築島 つくし(つくしま つくし)|CV:みたかりん

「せ……先輩。肉まん…食べますか?」
主人公を一目見て以来気になっている後輩。
心を許した人には尽くしたい願望が強く、デートプランも自分で積極的に考えてくれます。
(無意識だけど)ちょっとあざとい女の子。
小動物系であざとい感じもするが、慣れると可愛い。
かなり表情豊かで見てるだけで楽しい気持ちになります。
付き合いだすと、あっま〜いバカップルが誕生。
主人公に尽くそうとして、失敗しまくるけど頑張り続けるのが見てて微笑ましいです。
宇佐川 雪子(うさがわ ゆきこ)|CV:北大路ゆき

「可哀そうに……お姉さんが何とかしてあげるからね?」
主人公を見かけるたびにちょっかいをかけてくる先輩。
口が悪く、やたらと構ってきます。
余裕のある?先輩。
勢いとウザ絡みで振り回されたり、ちゃんと気にかけてくれてるのが本当に好き。
本当か分からないヒロインの思わせぶりな言動が癖になってきます。
また、恋愛になると立場が逆転したり、主人公の前でだけ強がりになるのが可愛い。
雪子先輩の恥ずかしがるところがむっちゃ可愛いです。
個人的には一番可愛くて好きでした。
王城 茉莉愛(おうじょう まりあ)|CV:柚原みう

「お待ちしておりました」
近隣のミッション系スクールに通うお嬢様。
いつも朗らかで明るく、その笑顔に癒される人が多数。恋愛経験はなく、惚れたら一直線なタイプ。
勢いがすごいお嬢様キャラ。
羞恥心少なめ?でかなり距離が近くて積極的な印象。
ただ、正直、個人的には一部の流れが雑な印象があって、そこが刺さりませんでした。
可愛いし面白いので好きなんですけどね。
個人的には、キャラより終盤でさくらビットマップの舞台が出たのが印象的でした
(過去作ファンへのサービスですね)。
システム

基本的には使いやすいシステム。
選択肢で帰り道のルートを選び、ヒロインとの遭遇率を上げていく形式です。
占い機能:友人ゴロー君の占いで、誰がどこにいるかヒントを聞けます。狙って攻略したい場合は占いを活用すると良いでしょう。
イベント回収の難点:すべてのイベントを回収しようとすると、あえてヒロインとの接触を断ったり、間違った選択肢を選ぶ必要があり、作業感が出てしまいます。
こういう人におすすめ


- バカップル系ラブコメが好きな方
- 何気ない日常会話を楽しみたい方
- ヒロインの内面を丁寧に描いた作品が好きな方
- キャラゲーを求めている方
- さくらビットマップなどHOOKSOFT作品が好きな方
おすすめしない人
- 派手な展開やシリアスを求める方
- CG枚数を重視する方
- 短時間でサクッとクリアしたい方
まとめ

『放課後シンデレラ』は、「下校」という斬新なテーマで描かれる、萌え系キャラゲーです。
ヒロインとの何気ない会話を楽しみながら、少しずつ距離を縮めていく過程が魅力的。
特に陽佳ルートは幼馴染好きには必見で、たのみルートは甘々バカップルを堪能できます。
個人的には雪子ルートが好きで、翻弄されたり翻弄し返したりするのが本当に楽しくて可愛かった。
CGの少なさや主人公の告白までの早さなど気になる点はありますが、ヒロイン全員が魅力的で、モブキャラとの掛け合いも面白く、気軽に楽しめる良作でした。
放課後の帰り道という限られた時間に、恋のドキドキを詰め込んだ作品です。
バカップルラブコメとして高い完成度を誇ります。
気になった方は、ぜひチェックしてみてください。












コメント