30歳童貞がモニターから飛び出した美少女魔王4人に迫られる——設定だけ聞くと笑ってしまうけど、Luxuryの処女作『魔王のくせに生イキだっ!』がなかなか侮れなかった。
この記事では全クリア済みの視点からレビューしていきます。
作品詳細

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 魔王のくせに生イキだっ! |
| ブランド | Luxury |
| 発売日 | 2012/06/29 |
| 原画 | まはん。 / ぎん太郎 / かんたか |
| ジャンル | ハーレム / ファンタジー / コメディ / メイド / 人外 / 女性主導 |
| 販売サイト | FANZA / DLsite |
※DL版はパッケージ購入者限定特典の追加パッチ「魔王さまのイキな余暇」が適用済み。
あらすじ

二次元の嫁に囲まれて30歳の誕生日を迎えた童貞ニートの森井蔵之助(もりい くらのすけ)。
祖父の遺産である元旅館で自堕落に暮らす彼の前に、PCモニターから4人の『魔王』が飛び出してくる。
東西南北の魔界を支配する彼女たちが言うには、蔵之助こそ伝説の「最強の魔法使い」候補。
魔界統一のカギを握る男を手に入れるべく、魔王たちはメイドを引き連れて蔵之助の家に居座り、精力錬成という名目のエロ同棲生活が幕を開ける。
👉 次は実際にプレイした感想をお伝えします。
感想①:この作品、日常パートが最高だった
最初は適当にHシーンだけ回収して終わりだろうなと思っていた。
タイトルからしてバカ抜きゲーの匂いしかしない。
設定もいかにもだし、数時間くらいでサクッと終わるだろうと。
ところが蓋を開けてみると、日常の掛け合いがめちゃくちゃ楽しい。
魔王たちが人間界の文化にいちいちびっくりしたり、蔵之助(くらのすけ)のエロゲ棚を物色して妙に感心してたり。
主人公をいじり倒したり。
そういう何でもないやりとりがテンポよく繋がっていく。
Hシーンに入るまでの「間」が退屈にならないのは、このテキストの軽やかさがあるから。
共通パートでちゃんと笑えるのは抜きゲーとしてかなり偉い。
なんというか、この家にいたいんだよな。
元旅館に魔王とメイドが詰め込まれてわちゃわちゃしてる空間。
何も起きてない時間をまったり楽しみたい抜きゲーって貴重。
感想②:変人と変態しかいないキャラ空間

登場人物にまともなやつが一人もいない。
まずアンジェリカ。
北の魔王でクールビューティー枠のくせに、Hに真面目に取り組みすぎてズレた方向に全力を出す。
その隣でメイシャオが「ぬしなんかに負けるわけないでありんす」って張り合ってるんだけど、こいつが本当にチョロい。
プライドだけは高いのに全部空回。
この二人の対抗関係だけでずっと見ていられる。
そしてベルことアスセンシオン。
ゴスロリ厨二病で自らドMプレイを志願するという属性の渋滞。
ちなみに眼帯外した状態のCGを初めて見たとき「誰?」ってなった。
あの眼帯、ベルのキャラの核だったんだなと痛感させられる。外しちゃだめだろあれは。
エレアノールは、言葉では言い表せないギャップがあったね。
主人公の蔵之助も祖父の遺産と親の金でニートしてるだけの正真正銘のクズなんだけど、変に格好つけないぶん空気を壊さない。
全員どこかネジ飛んでて、この集団が集まるとかなり面白かった。
感想③:全キャラ、身体の描き方がずるい

原画が3人体制ということもあって、キャラごとに肉付きのテイストが微妙に違う。そのどれもが「柔らかそう」なのがいい。
特に尻。この作品、尻の描き方に全体的に気合が入ってる。
アンのムチッとした張り、メイシャオの花魁衣装の隙間から見えるキュッと上がったライン、彼女以外のキャラも身体全体がプニプニしてるけど尻のシルエットだけは綺麗に丸い。
それぞれ質感が違うのにどれも触りたくなる。
尻フェチとしては大変よろしかったでありんす。
エレアノールは小柄な身体つきなのにエロで負けてないし、ラミアメイドのデメララ(でめらら)は爆乳方面だけど下半身の蛇部分との境目の描写が丁寧で、人外の肉体も大変よろしい。
感想④:エロは豊富、ただし3Pだけ惜しい
シチュエーションの幅はかなり広い。
着衣、露出、緊縛、逆レ、足コキ。
魔王ごとに得意分野が違うからマンネリしにくいし、メイドたちの人外エロも(スライム触手、蜘蛛糸拘束、ラミアの締め付け)ちゃんとシチュとして成立していた。
人外要素がエグくなりすぎないのもいい。
苦手な人でも引かない程度の軽さに収まってる。
レズプレイがあるのは個人的にありがたかった。
魔王同士、メイドと魔王同士と組み合わせが用意されていて、主人公不在のシーンにも手抜き感がない。
こういうところで作品の体力が見える。
ただ気になった点もある。
メイドキャラから先に攻略すると日常パートの流れに違和感が出てくるのと、3Pのシーン。
3P自体はあるんだけど体位のバリエーションが少ない。
キャラの組み合わせが豊富なぶん、もうちょっと遊んでくれてもよかった。ここだけ惜しい。
まとめ:ゆるくて平和なヌキゲー
エロで殴りにくるタイプのヌキゲーではない。
でも日常パートの居心地の良さとキャラ全員の変人さ・変態性が絶妙に噛み合っていて、「この空間にもうちょっといたい」と思わせる引力がある。
プレイ時間は数時間、抜きゲーのボリューム感としてはかなりちょうどいい。
シリーズは3作まで出ているので、ハマったら続編にも手を伸ばせる。
こういう人におすすめ
頭を空っぽにしてハーレムに浸りたい人、人外メイドやモン娘属性に抵抗がない人、明るくてゆるいノリのHが好きな人にはかなり刺さると思う。
CG全体の肉感が良いので、質感に目がいくタイプの人には特に推したい。
こういう人には向かない
シナリオの深さや感情の揺さぶりを求める人、推しヒロインとの個別ルートをじっくり味わいたい人には物足りないかもしれない。
個別EDはアン以外に用意されていないので、推しの特別な結末が欲しいタイプにはおすすめしにくい。
最後に

変態ばっかりの同棲生活、思ったよりずっと平和で楽しかった。
ゆるいハーレムに浸りたい夜にどうぞ。








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